りんずラボ~発音指導と翻訳修行と~


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言ったことの全部は伝わらない

グループレッスンであれ、マンツーマンレッスンであれ、対面であれオンラインであれ、講師がレッスンで言ったことの全部は伝わらないんだなー、って思います。
自分が講師のときもそうですが、自分が受講生のときもそうなのでしょう。 続きを読む


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中国語教員免許を取得するメリットは? せっかく取るなら有効活用

教員免許を取った方がいいような気がするけれど、どんな職場があるのかな? 採用はあるのかな?と迷っている方もいらっしゃいますよね。

今のところ、中国語教員免許を有効に活用できるのは、他科目教員の方か、研究職の方、個人事業主の方、出産育児で退職された方、です。中国語を教えるという夢、中国語を武器にするという夢を着実に実現するために、しっかりと情報収集をしましょう。

概要

    • 中国語で教育実習ができるか
    • 中学・高校に採用枠はあるか
    • 一般企業の就職には有利か
    • 非常勤講師は求人あり
    • 中国語を自分の武器にするには

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作業用のブラウザを分ける(2)

メールやSNSに使用するブラウザは、翻訳の仕事中には使わない、という話を書いたことがあります。おかげさまで翻訳中に雑念を排除して集中しやすくなりました。(あとは本人のやる気だけ)

最近さらに、「日本語検索をするブラウザ」と「中国語検索をするブラウザ」を分けました。

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あっちで提案こっちで提案:オンライン会議システムzoomを宣伝しまくり

この春、オンラインでミーティングができるzoomっていうシステムを教えてもらいました。
パソコンでもスマホでも、ネット回線さえあれば、かんたんにテレビ会議ができる仕組みで、
画質もいいし音もいいし、パソコンで開いているウインドウを相手に見せることもできるし、
いいことばかり。

6月に始めたオンラインの中国語発音矯正レッスンも、このzoomを使っています。 続きを読む


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講師が知っていること

5年ほど前からピアノを習っています。
今月末に年1回の発表会があるので、最近は今年の曲を一生懸命練習しています。

とはいえ、週に最大15時間の貴重な仕事時間が、ただでさえ何だかんだで減ってしまう中から毎日10分程度をピアノに振り向けているだけなので、なかなか上達しません。

2週間に1回のレッスンを受けに行く度に、前回から今回までほんのちょっとしか進歩していないなあ、と自覚しています。

 

でも、なんかね。
先生の気持ちが分かるようになったんです。

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9年間も忘れていた財産

いよいよ今月から、久々に中国語講師を務めることになり、しかも上級者向けの講座は初めてなのでわくわくしています。

たしか発音の体系についてまとめたメモがあったはず…、と探していたら、中国語レッスンに使う資料として自分でまとめたノートが出てきました。

すっかり存在を忘れていたノート、めくってみたら、レッスンの教案からカリキュラム案からいろんなことが書いてあります。
表記の規則、例示用のイラスト、発音に関するいろんな表……。
検定試験各級の出題内容と出題タイプ、目的別学習方法、学習段階別に伝えること……。
セミナー案、書籍タイトルのブレストメモ……などなど。

自分で書いたはずなのに、「これはすごい!使える!役に立つ!」と小躍りするような宝の山。

書いた時期はおそらく2007年から2008年ごろ。
フリーランスになって、中国語キャスターの仕事をして、これから中国語講師も再開しよう、と自信とやる気に溢れていた様子が伝わってきます。

2008年に第一子が生まれて、そこからまた人生の新しい段階に踏み出し、私は一生懸命でした。
このノートの存在を忘れるくらいに。
キャリアの継続という視点で見れば、私の9年間はブランクだったのかもしれない。
けれど、自分で残しておいたこのノートがあれば、自分が目指していたものにすぐ立ち返ることができそうです。
9年経っても依然として好きで得意なこと、そんな仕事に出会えていたのはとっても幸せなことなのかもしれません。


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複数の分野で仕事をすること

私があこがれている人はたくさんいますが、パラレルキャリアを持つ、という点において、あこがれて尊敬している人は上橋菜穂子さんと村上春樹さんです。上橋菜穂子さんは作家であり文化人類学者でもある。村上春樹さんは作家であり翻訳家でもある。そしてパラレルキャリアのどちらもが超一流。

3月に、『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事 』という本が出ました。その記念トークイベントが4月に開かれ、「小説は好きなように書いているのに対し、翻訳ではエゴをできるだけ殺している。交互にやることで精神の血行がよくなっている」とお話しされたそうです。

なるほど、それもパラレルキャリアの長所なのですね。どっちかで行き詰りそうになっても、別なほうでリフレッシュしたり自信を取り戻したりできる。

村上春樹さんといえば、翻訳に関して柴田元幸さんとの共著『翻訳夜話』『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』が必読です。中日翻訳専門の私にとっても学ぶところが多く、たくさんフセンを貼ってあります。

それから、小説家としての半生を仕事としてとらえたらどうか、という切り口の著書が『職業としての小説家』。自分のパーソナリティについてふんだんに書かれていて、フリーランサーとしても勇気づけられた本です。

それからこの本も、いろんな才能が垣間見られて、感服しちゃいます。

小澤征爾さんと、音楽について話をする

音楽について、すごく詳しいことが伝わってきます。ジャズだけでなく、クラシックも。すごいなあ。
そして、あの小澤征爾さんからおもしろい話をぐいぐい引き出すインタビュアーの才能と、それを読み物としてすっきりまとめる編集の才能。

この方、生活時間の管理がとてもしっかりしていて、規則正しく、毎日のランニングも欠かさない。
そういう面もひっくるめて、私も怠けていられないなあ、ってお手本にさせていただいてます。


2件のコメント

道楽のつもりはないのに

 

翻訳仲間で私より少し年上の、Mさんというパワフルなお姉さんがいます。役員として団体運営に調整力を発揮されていたほか、フリーランサーとしてもパワフルでした。外国語学校で通訳を教えたり、学童保育施設で異文化体験をコーチしたり、文化団体の設立にかかわったり…。実務翻訳やチェックを私から発注したこともありました。

ご主人の転勤で転居するたびに、その地域の職安で業界リサーチをするんだそうです。一つの職場に固定しない働き方の見本のような方で、いつも刺激を受けていました。

そのMさんが、ご自身の仕事をすっぱりと辞めること、も考えなければならないとおっしゃるのです。事情があって、妻であり母であり嫁であるMさんが自分の仕事をするということは、その状況の中では「完全なる『道楽』という位置づけにあり、家庭の用事を最優先」しなければならないのだ、と。とても残念ですが、Mさんが決心されたことだし、しかたありません。

私も、自分が仕事をすることに「道楽」のレッテルを貼られても仕方ないと思ってきました。まだ子供が小さいのに、家事も完璧にできないのに、経済的に困るほどでもないのに……。でも、ライフワークに取り組めないのは息をしながら死んでいるようなものだ、と感じて、自分を許して、仕事をさせてもらっています。

Mさんのご事情をうかがったら、なんだかとても切ない気持ちになりました。
なんかね。覚悟を持って仕事をしよう、みたいな。


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中日訳の文字数モンダイ

連休が明けて小学校と幼稚園が始まり(幼稚園なんか9連休でした)、しばらくぶりに仕事に復帰しました。やることが山積しています。

いま取り組んでいる翻訳の一つが、この間ご依頼いただいた、社会の教科書のような本。

左ページに本文、右ページに図表という構成が、日本語版の訳書でも取り入れられます。ということは、左ページの本文の訳文は、やはり1ページの分量で収まらないといけない。

この本文がなかなか縮まりません。

中国語の文章を日本語の文章に訳すと、だいたい平均を取ると、1.5倍くらいになります。以前、計測してみたことがあるんですが、固めの文で1.4倍くらい、書簡のような柔らかめの文で1.6~1.8倍くらいになった記憶があります。

今回、同シリーズの4冊の本を4人の翻訳仲間がそれぞれ担当しているのですが、全員が困っています。

さて、どうなることやら。