1. 音読お茶会開催レポート

【開催レポート】12月10日音読お茶会

中国語オンライン音読お茶会

音読サークル〈玲瓏りんろん〉のイベント「音読お茶会」を開催しました。

第8回中国語の音とリズムを楽しむオンライン音読お茶会

[日時]2018年12月10日10:00-11:00
[参加者]永田盛香さん、なほこさん、亜貴さん、めいこさん、ちゃーちゃんさん、熊澤みどり、井田綾
[お住まいの地域]埼玉、神奈川、広州、上海、瀋陽、名古屋

今回も受付け開始からあっというまに満員御礼でした。ありがとうございます。

【音読コーナー1:りんろん推薦原稿の音読】

1番手 永田盛香さん

前回はリスナーとして参加してくださった永田さん、「皆さんから刺激を受けたから」と音読参加!
嬉しいです!
原稿は、りんろん推薦原稿の『幼儿版十万个为什么(自然篇)』から「雨水能喝吗?(雨は飲んでいいの?)」。

「すっごく練習しました!」とのお言葉どおり、よどみなく、とても聞き取りやすい発音で読んでくださいました。
2016年の秋に中国語を習い始め、2年しかたっていないとは信じられないほど安定していて、お上手です。
現在は広州にお住まいで、駐在員帯同の日本人の奥様を対象に中国語を教えるボランティアをされているそうです。
社会人になってから学習を始められたのに上達が早くて、本当に尊敬します。

2番手 なほこさん

以前、やむを得ない事情でキャンセルされたなほこさん、満席になる前に申し込みができました!と喜んで下さって、私も嬉しいです!
原稿は、りんろん推薦原稿の『別冊聞く中国語 ボスの中国語』から「短文 また遅刻したのか」。

持ち味の明るいお声で、子音も母音もはっきりした発音で読んでくださいました。
高い音と低い音の高低差がとても中国語らしくていいですね、とコメントしたところ、娘さんからの厳しいダメ出しを受けて、前の週から矯正中なのだとのこと。
上海の現地校に通う小学生の娘さんは、まるっきりネイティブの発音を身につけていらっしゃるんですが、目の付け所が鋭いですね!

3番手 みどり講師、井田

原稿は、りんろん推薦原稿の『別冊聞く中国語 ボスの中国語』から「会話 また遅刻したのか」。
会話なので、二人の掛け合いで読みました。遅刻常習者の陸くんを日本人上司の田中さんが叱り理を説いて諭す、という場面です。
役割を入れ替えて2パターン読みました。

みどりさんは音読お茶会を始めた当初から、「役割を演じ分けるセリフのような原稿を読みたい」とおっしゃっていて、先月には〈玲瓏りんろん〉でドラマのワンシーンを演じる「なんちゃって朗読劇クラブ」を開かれた方。
さすがの演技力で、謝る側も、叱る側も、臨場感あふれる音読。
あれは音読ではなく、すでにラジオドラマ、もしくは声優さんのアテレコのレベルでした。
磨けば伸びる能力なのか、生まれ持った才能なのか、わたしはこの方面はまだまだです^^

【音読コーナー2:持参原稿の音読】

4番手 めいこさん

小学校5年生まで台湾で過ごしていためいこさんは、「中国語で感情表現をするのが苦手だから」と、絵本の一節を選んでくださいました。
原稿は台湾の絵本作家幾米の『我不是完美的小孩』の冒頭。

優しく、抑制の効いた発声なのに、音節の一つ一つはとてもクリアに発音されていました。
聞き手がストーリーを味わうことに没頭できる、なんというか雑味のない読み方をしてくださいました。
めいこさんの朗読で、このまま最後まで話を聞きたい!と思わされるような心地よい時間をいただきました。

5番手 ちゃーちゃんさん

何度も参加してくださり、「なんちゃって朗読劇クラブ」ではゲスト講師としてみどりさんの相方を務められたちゃーちゃんさん。
音読は苦手で苦しかったのですが、りんろんによって楽しさに目覚めました、と言って講師陣を喜ばせてくださっています。
原稿は、名文として名高い朱自清の「匆匆」。

毎回、ご自分で課題を定めて入念な準備をして参加されるちゃーちゃんさん。
この日のために、発音を抜本的に見直して、非常にストイックな練習をされたようです。
その練習メニューと過程はブログ「ちゃーちゃん@中国」に詳しいので、ぜひお読みください!
もともとお上手でしたが、聞いてそれと分かるほど、ぐんと規範的な発音に進化していらっしゃいました。

【音読コーナー3:スピーチ大会のスピーチ】

6番手 亜貴さん

前日にスピーチ大会に参加されたという亜貴さん。
そちらで手一杯だから今回はリスナーで、とおっしゃっていたのですが、せっかくなのでそのスピーチをご披露いただきました。
亜貴さんはなんと、大会の社会人部門で1位に輝かれたそうです!
(→ 東日本漢語教師協会主催、中国大使館教育部後援 第8回「説漢語通中国」中国語スピーチコンテスト

「本番での真剣さに比べると、ちょっと気が抜けたかも」とご本人はおっしゃいますが、なんのなんの、四字熟語を駆使し、論旨が明確で、話し方もはっきりとした、たいへんご立派なスピーチでした。
テーマは「私と中国」。
これといって中国と縁のない自分が、あらためて中国語への思いを見つめ直すと、優れた古典文化に対して抱いている敬意が自分の中で立ち上がってきた、というお話でした。この内容についても一同共感を覚え、このスピーチがちゃんと評価されるのはいいね、とスピーチ大会の株も上がりました。

【感想】

今回は全員が音読をしてくださったので急ぎ足で進行し、ご感想は最後にまとめていただきました。

参加者の皆さんから刺激を受けました!という声。
前回の自分を超えたいと頑張りました!という声。
中国語のことを夢中で話していると、周りのみんなに引かれちゃうことがあるんだけど、このお茶会ではいくらでも情熱を語れるので嬉しい!という声。
スピーチコンテストの会場より、このお茶会のほうがレベルが上です!という声。

このお茶会を始めて、よかったなー、っていつも思わせていただいてます。

そしてわたし自身は、ぼやぼやしていると中国語学習歴がどんどん長くなり、講師歴もどんどん長くなってしまいます。
2年前に中国語を始めた方の音読に追い上げられる感じすら覚え、音読が苦手でしたとおっしゃる方のすさまじい変化を指をくわえて見ているわけにはいかない!と、いい意味で圧力を感じています。
このお茶会を始めたかったのは、こういった圧力を受けたいという願いが心の底にあったからなんだろうと思います。

相方のみどり講師とたくさんの参加者さんに支えられて、わたしも自分自身の芯を忘れずに歩んでいける気がします。

【次回告知】

次は、2019年1月26日(土)にお茶会を開きます
1月12日(土)に参加申込みの受付けを開始します。
〈玲瓏りんろん〉推薦原稿は引き続き『幼儿版十万个为什么』と、『ボスの中国語』の予定です。
『ボスの中国語』はいろいろと興味深いシチュエーションが収録されているので、何回か続けてみようと思います。

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