光生館の「中国語研究学習双書」というシリーズ書籍があって、1991年に中国語を学び始めた私の世代にとっても、すでに古典的スタンダードになっていました。
でも残念ながら絶版が多く、図書館に行かなければ全巻は読めません。
今年は翻訳初学者のための心得書を書く、書く、と言っているのですが、その参考資料として、今富正巳先生の第11巻『中国語-日本語翻訳の要領』が読みたくなりました。私の恩師のお一人が、この本でそれまでのレベルから一歩抜け出した、という意味のことをご教示くださったので、ぜひ読もうと思ったのです。
そんな良書なら手元におきたいな、古本が出ていないかしら、とAmazonを見たら、2冊出品あり。一方が1,000円。一方が69,800円!
……どちらを購入したかは言わずもがなでございます。
届くのが楽しみ。大学図書館から除籍された蔵書だとのこと、蔵書印や使用感はそれなりでしょうけれども、大事なのは中身。届いたら心して読みたいと思います。