【2018/7/13追記】 このアナログな手法にハイテクノロジーな救いの手が差しのべられました!
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こんど来年出版予定で翻訳させていただくことになった本は、公民とか現代社会とかの教科書のちょっと詳しいバージョン、という感じ。
各項目、文字数が少ないのに情報量がとても多い。まるで用語解説辞典。見開きの右ページは図表で、ほぼ全部が固有名詞。
これはいつも以上に定訳調査に時間がかかりそうな翻訳です。翻訳というより対訳リストの作成に近いかも。……ということは、訳し終われば網羅的な用語対訳リストが自分の翻訳資産として手に入るというわけ。がんばろう。
本日から作業開始。いそいそと用語集作りに入ります。
支給された原著のPDFデータを「名前を付けて保存」でWORDファイルに変換。
地の文をサクサク削除していって、リストにする用語を残します。
1行1用語の一覧ができたら、それをExcelに貼り付け。原語(中国語)と訳語(日本語)の列を作っておいて、訳語を決めたら入力していくだけ。
備考の列で典拠などをメモしておくこともありますが、この案件ではいらないな。原著のPDFがあるから検索も簡単だし。
本文を訳しながらいちいち入力していると手が止まるので、先にその日に作業する分量の用語集を作ってから訳に入ります。
手順は案件ごとに違うかもしれないけれど、作業手順が決まれば、あとは毎日黙々と続けるだけ。最初の仕込みだけ、ちょっと手をかけておけば、あとがラクになります。