日本人発音講師による中国語発音矯正専門教室

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りんず中国語ラボのレッスンは「中上級者のための日本人講師による中国語発音矯正レッスン」です。安定した発音が定着し、身につけた発音が退行しないトレーニング方法をお伝えします。中国語の発音を矯正したい方、キレイな発音に憧れている方はりんず中国語ラボへ。

  1. 中国語の学習のはなし

中国語の勉強に音読をおすすめする理由 その3

中国語学習

中国語の勉強に音読をおすすめする理由 その1として筋トレ効果、その2として語順感覚の養成のことをお話ししました。
今回は、その3。最終回です。

音読がおすすめな理由その3|オーソドックスな論旨展開が分かる

特に長文の、800文字以上の文を音読していると、筆者の息遣いが感じられることがあります。

井田さん、いきなりオカルトなことを言い出しました。
でもほんとなんですよね。

長文なら、
・起承転結の論旨展開
・主題の提示とその後の話の展開
・読者を説得するための情報提示の話法

短い対話なら、
・話題から逸脱しない範囲で話を広げるやりとり
・相手の話題に興味を示して対話を深める事例

などなど、「センス」としか言いようのない、それでも中国語の文章に共通する背景と前提と読者への要求、のようなものが感じられてきます。

それに音読していると、音読しているわたしたちにも息継ぎが必要ですが、
・文章にも息継ぎがある
のが感じられます。これは気のせいではなく、絶対にあります。
書き手の思考がひと段落したところに、文章にも息継ぎが生まれるんです。

こうしたことがわかるようになったからといって、わたしの書く中国語文が良い文だとはとても言えませんが、読解力については相乗的に引き上げられた感があります。
声に出さずに黙読するときも、筆者が時間をかけて書いたその筆致に声を感じる。
そんなふうにいったらカッコつけすぎですかね。

音読がおすすめな理由 おまけ

何度も何度も練習していると覚えてしまうこともありますよね。
暗誦のための暗誦をしなくても、暗誦できるぐらい音読する
それもなにかのときの芸になります。

「中国語やってるの? 何か言ってみて!」と言われた時、
わたしは自分の名前を言うかその日の朝食のメニューかなんですが、
たまに「四声歌」が口から出てくることもありますね。

おまけのおまけ

暗唱するために暗唱をする、それもまた力になります。
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