日本人発音講師による中国語発音矯正専門教室

&nbsp

&nbsp

りんず中国語ラボのレッスンは「中上級者のための日本人講師による中国語発音矯正レッスン」です。安定した発音が定着し、身につけた発音が退行しないトレーニング方法をお伝えします。中国語の発音を矯正したい方、キレイな発音に憧れている方はりんず中国語ラボへ。

  1. 書籍『りんず式中国語発音矯正』

『りんず式中国語発音矯正』のみどころ

わたしの頭の中を引っ張り出した本。
とうとう本日8月8日、web書店amazonにて発売開始です!
さっそく「注文しました!」「待ち遠しいです!」というお声を聞き、今わたしは、「この本はすでにわたしの手を離れてしまった、、、」と、稚魚を放流したかのような気持ちになっています。

今日は、宇高ようさんのYouTubeライブにお邪魔して、本の話をさせていただきました。
なんと宇高さんご自身のポッドキャスト8万回再生記念ということで、8月8日8万回記念ライブ、そこに8月8日刊行のわたしの本のお知らせ、と縁起のよい8づくしのライブとなりました。
2022年8月15日まではアーカイブ配信中とのこと。わたしは開始後30分から登場しています。

amazonペーパーバック
中国語の音とリズムを楽しむ『りんず式中国語発音矯正』
https://amzn.to/3vMq9be

伝わる発音の条件は何か。自然な発音の条件は何か。どうすればお手本に近づけるのか。
「知る」「訓練する」で、手探りの練習から卒業できる。
発音に真剣な学習者、発音に苦労してきた学習者に好適。

この本は、中国語の発音をもっとよくしたい! という学習者さんのための参考書です。
声調・母音・子音を丁寧に見直すことができます。
豊富な図解。音読練習にはすてきな中文エッセイ。
音声ダウンロード付き。

一般の発音学習書は、早く全体をつかんでもらうために、広く浅い記述になっています。
それが遠因となって、やがて発音にクセが出てしまう人がいます。
そういったクセを克服したい人、やり直し学習の人、真剣に発音を学びたい人のために、本書ではかなり詳しい説明をしています。

特に母音・子音については、カタカナ読みを使わず、口の動かし方から発音できるようにしています。
口の中が分かる図解も自慢で、模式図ではありますが解剖学的にも信頼のおける図解になっています。

ドリル形式ではありません。
レッスンをしていると、練習の回数も大事ですが、その前に正しい知識を持っていることがとても大事だからです。
知識を得ることさえできればそれだけで発音がよくなる人が多いのです。

知ったら、できた。
そんな本になっていると思います。

本書では、発音矯正の進め方、その目標設定と方法についてもページを割いています。

自分自身が、自分の発音を評価できるようになってほしい。
みんなが、それをできるようになってほしい。

それが発音矯正レッスンをしているわたしの、講師としての大きな目標です。

中国語の音とリズムを楽しむ『りんず式中国語発音矯正』
https://amzn.to/3vMq9be
(井田綾著、一芦舎、2022年8月)

発音矯正専門講師による、発音矯正にフォーカスした参考書。見やすい図解で口の中の様子や操作方法が分かり、詳細な解説で基本の発音を再確認できる。1音節から単語へ、単語から文へと順を追ってトレーニング課題を整理。優先度の高い矯正項目の提示により、通じる発音・伝わる発音を目指すことができる。中国語長文素材はプロ翻訳者による書き下ろしエッセイ。

[目次]

第1部 発音矯正の目的とコツ
   1 よい発音とはなにか
   2 あなたは発音が悪いのではない
   3 中国語が中国語に聞こえる3つの条件
   4 努力が実る練習、努力が実らない練習
   5 発音矯正の目的と秘訣
   6 発音矯正の優先順位とタイプ別トレーニング

第2部 音節 中国語発音の基礎
   1 音節:発音の単位
   2 声調:高低だけではない
   3 母音のシステム:中国語専用のギアを持つ
   4 母音を発音する
    4−1 単母音
    4−2 複合母音
    4−3 鼻母音
   5 ピンイン表記のルール:母音のみの場合
   6 子音のシステム:口の中で起こっていること
  [コラム]子音+母音の発音の要点
   7 子音の発音
    7−1 唇音
    7−2 舌面音
    7−3 舌尖音
   8 ピンイン表記のルール:子音+母音の場合
   9 学習者が間違いやすいつづり

第3部 単語 中国語音声の特徴
   1 そろえる、そろえる、つなげる
   2 声調の組み合わせパターンを味方にする
   3 パターンから単語帳へ

第4部 文 中国語らしさを生む音声表現
   1 第一段階:そろえる、そろえる、つなげる
   2 第二段階:意味のまとまりで区切る
   3 第三段階:音節の発音を保ちつつ長文を読む
   4 第四段階:緩急抑揚を聞く、まねる

第5部 入門学習者の目標、上級学習者の目標
   1 学習時期によって変化する目標(守破離)
   2 発音の省エネ

第6部 エッセイで練習する長文音読

お知り合いで中国語の発音に取り組んでいる方がいらっしゃったらご紹介いただければ幸いです!

ペーパーバック『りんず式中国語発音矯正』はamazonおよび東方書店で販売しています。
本書の特徴を紹介する記事は他にもあります。こちらからお読みください


関連記事

講師ボイスサンプル

発音学習必読記事

  1. 中国語ネイティブに近づける発声法と「よそいきモード」「リラックスモード…
  2. どれくらいの期間で発音が安定するか。そのために何をするべきか。
  3. 中国語の発音チェックを受けるメリットとは|発音診断の必要性
  4. 日本人は英語の発音も下手、中国語の発音ができないのも当然、という誤解

人気の中国語学習記事

  1. 蚊なのか蛾なのか:無気音と濁音のはなし
  2. リスニングで泥沼にはまった!を助ける、文法かんたん知識
  3. なんでこう聞こえた? ディクテーションで弱点強化(1)
  4. 「zh, ch, sh」が発音できるのに「 r 」だけ苦手な人に知って…
モバイルバージョンを終了