~ Yahoo!知恵袋の質問に私が書いた回答のアーカイブです ~
似ている文なのに、動詞が違っているのはなぜ?という質問。
ひょっとすると、対訳として「~は~です」と書いてあったのかもしれません。
左側のは見えていて、向かい側のは見えていない、という可能性もありますが、
その場にいるわけでも地図を見ているわけでもないという可能性もありますね。
シチュエーションによって色々な解釈があると思いますが、
大体どの場合でも当てはまるところを解説してみました。
【質問】2009/2/4
中国語の「是」と「有」について。
教科書に
学校左侧是有名的後乐园,对面有一个运动场。
ってあったんですが、
なぜはじめの「左侧是」は「对面有」のように「左侧有」ではないんですか?
「左侧有一个有名的後乐园」ならばいいんでしょうか。
【私の回答】2009/2/4
訳すと、
「学校の左側は~です。(学校の)向かい側には運動場があります。」
となります。
たぶん、「是」の言い方と「有」の言い方のどちらも紹介したかったので両方載せた例文なのだと思います。
「左侧有有名的後乐园」でも語法としてはよいのですが、「有」が続いてしまうのを避けたいところです。
「A是B」と言うときは相手がBを知らないと意味がないので、相手が知らないかもしれなければ、説明を加えながら話します。だから、「有名な後楽園」の例文になっています。
また、AとBの規模や広さが同程度のときに使われることが多いように思います。
(たとえば「キャンパスの左側は電話ボックスです」とは言いづらい。)
「(A的对面)有B」は、Aの向かいに何があるか知らない相手に対して「Bがあります」と知らせる時に使えます。
相手が知らない運動場で、特に名称も挙げられていないし修飾語もないので、「一个」がついています。
「左侧有一个有名的後乐园」は、語順は正しいのですが、「有名的」という修飾語があるから本来はいらないはずの「一个」がついていることで「なんと○○があるんです」って感じのニュアンスになります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1122848821