実務翻訳をばりばりやるつもりだったころは、専門分野を作ってTRADOSも入れてばりばり言うぞ、と思っていたのですが…。
今後は実務翻訳の受注はせず、書籍翻訳に移行していくことに決めてしまったので、翻訳支援ツールを導入する強い動機がなくなってしまいました。
ただ社会科学系の本では、用語の統一を図るために、やっぱり何らかのメモリはあった方がいいな、とは思っています。
いずれにしても用語集は必須なので、従来はかなりアナログな手作業で作っていました。
※ そんな手作業の昨年の実況がこのエントリー。そうとうアナログです。
そんなところに、英語特許翻訳者のヒヨドリさんが、便利なツールを紹介してくださいました。
↓ ↓
中国語版はこんな見た目。
専門用語(キーワード)自動抽出サービス「言選Web」(中文版)
だいぶ前に出た白書の原稿を読ませてみました。
ヒヨドリさんも、
結局は、自分で原文を読み込んで用語集を作っていかなければいけない
って書いておられるとおり、自分の手と目と頭は通さなくてはならないのですが、むしろそのおかげでチェックが働いて安全のような気もするし、それはOK。でも、
抽出された単語は、エクセルなどに落として加工していけばいいわけですから、一から入力していくより手間が省けますね。
これは本当にありがたいと思います。
次にロジカルな案件が来たら、早速取り入れてみます!
ちなみにテキストマイニングの方は、かっこいいのですが、中国語対応していないようなので残念。余裕ができたら中国語対応のアプリを探してみます。