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先生のため、先生になりたい人のための発音指導法
「ゼロから学ぶ人に教えることはできるのですが、発音矯正は難しいです」
(中国語講師 Gさん)
「現地で直接法で中国語を習ったので、日本語ではどう教えたらいいか…」
(中国語講師志望、中国系企業勤務 Nさん)
「中国語学科を出たわけでもないので、自分の専門性に自信がありません」
(高校中国語教員 Jさん)
こんなお悩みを持った方々に、発音の教え方についてお話しさせていただくことが増えてきました。
中国語を教える仕事をしようという方々ですから、中国語レベルは上級です。
ご自身の発音も非ネイティブとしてはかなりの高レベル。
そんな並外れた実力の先生方にも、発音指導の悩み、中国語を教えることについての悩みがあるのだなということを実感しています。
そこで、すでに中国語を教えている方、これから中国語教師になりたいという方のために、
「発音入門指導」と「発音矯正指導」、ご自身の「発音レベルアップ」
ができるようになる講師養成講座をつくろうと思うにいたりました。
発音のいい人ほど発音の指導が苦手??
「あなたの中国語は十分きれいですよ、発音もいいですよ」と褒められても、社交辞令だなあ、自分でも自分の発音が「いかにも日本人」という感じなのはわかっているの。。。
でもネイティブの先生があまり発音を直してくれない。。。
……そう悩んでいる人が本当に大勢いらっしゃいます。
先生が発音のアドバイスをくれない場合、こんなケースがあります。
- 本当に発音が上手だからコメントしない
- 少し訛りがあるけれど通じるからコメントしない
- 非ネイティブの学習者の発音はこのレベルで十分と思っている
- 発音を正そうと指導してもどうせ直らないから指導しない
- どのように指導したら発音が直るのか分からない
このうち、「どのように指導したら発音が直るのか分からない」については、非ネイティブで日本語母語話者の指導者であってもありうる話です。
中国語の先生をするくらいの方ですから、ご自身の発音もきれい。
ともすれば学習段階でも、あまり苦労をしてこなかった、という話もよくうかがいます。
生まれながらの語学センスや、音の聞き分けに秀でた聴覚(いわゆる「耳がいい」)を持っている方だと、仮に外国語であっても感覚的に発音を身に着けてきた、という場合があります。
ことあるごとに「あなたは発音がきれいだ」と言われるような方ですね。
そうした方が中国語を教えるとなると、ご自分の想像もつかないようなクセのある学習者さんの発音を聞いたときに、
「この人の発音、いったいどこから手を付けたら……」
と困ってしまうのです。
ネイティブで会話相手になってくれる人が、発音がきれいだとしても発音を教えることができないというのと同じ状態です。
さまよう学習者さんが、世界に羽ばたく人材になる
発音矯正を希望する方は大勢います。
クセのついた発音を直して、通じる中国語、聞き取りやすい中国語を目指したいという学習者さんです。
ところが、発音を専門的に教えてくれる講師を探そうと思うと、なかなか見つけられない。
どうやって先生のスキルを判断したらいいかも分からない。
だから普通話のプロに発音の弱点を見抜いてもらうという機会をなかなか得られない。
そうして、長い間「中国語の発音は難しい」と苦しんでしまうのです。
私は発音矯正レッスンを始めて3年半になりますが、私一人で教えられる人数には、どうしても限りがあります。
人生の時間も有限ですし、一日の中の時間でも家庭の都合で早朝や夕方以降はレッスンができません。
日中のレッスン枠も埋まりがちです。
となると、私と同じように発音矯正指導ができる先生が増えてくれないと困ります。
大勢の困っている学習者さんが救えません。
そこで、講師を育成する「中国語発音指導士®︎ 養成講座」を通じて、私の受講生さんたちが成果を出してきた発音指導メソッドを広めよう、私と同じような指導のできる先生にたくさん誕生してもらおう、と決心しました。
「中国語発音指導士®︎」という名称は、2019年夏に商標登録を出願し、2020年秋に商標登録されました。
この講座を修了された方に、「中国語発音指導士®︎」として全国各地で発音レッスンを開いてほしいというのが、私の夢なのです。
実現可能な夢だと思っています。
すべての中国語学習者さんの身近に、発音指導のプロ、発音矯正のできる「中国語発音指導士®︎」がいる、そういう学習環境を作ります。
講座の内容は理論と実践、ご自分の発音もよくなります
中国語を教えるために最低限必要な音声学の基礎知識を学びます。
ピンイン表記のルールやネイティブにも見られる発音の揺れなど、知識面の漏れを補います。
日本人学習者が陥りやすい発音のクセとその発生理由、指導方法が分かります。
お手本として生徒に示せる規範的な模範音声が、発音できるようになります。
どんなカリキュラムなのか、どんな特典があるのか、概要はこちらからご覧ください。
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受講要件として、井田式発音診断の発音スコア90以上という規定を設けました。
受講をお決めになる前の質問や相談など、説明を含めた個別相談の際に、受講要件確認のための発音診断を行います。
学習内容の詳細と、個別相談のご予約はこちらからご覧ください。
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これから先生になる方、発音指導に心を砕いている先生方を応援しています。
発音矯正を、あなたの武器にしませんか。