日本人発音講師による中国語発音矯正専門教室

 

 

りんず中国語ラボのレッスンは「中上級者のための日本人講師による中国語発音矯正レッスン」です。安定した発音が定着し、身につけた発音が退行しないトレーニング方法をお伝えします。中国語の発音を矯正したい方、キレイな発音に憧れている方はりんず中国語ラボへ。

  1. 中国語の学習のはなし

中国語学習の目標設定に悩むあなたへ

中国語学習

先日、「卒業できる発音レッスン」という記事を書いて、いい感じに発音学習または語学学習を続けている人の特徴を考えてみました。

それを読んでくださった方から、「いまの自分にはモチベーションが欠けています」というメッセージをいただきました。
やる気のある人たちの話を読んでシュンとなってしまうのではなく、こうしてメッセージをいただけてよかったと思っています。

モチベーションや目的意識といっても、中国語を教える人になろうとか、通訳で生計を立ててやろうとか、そういうことでなくてもいいと思うんですよ。

いまのわたしの受講生さんには、会話には全く興味がないが、推しの芸能人がとても発音がきれいなので、その発言の意味が分かるようになりたい。そして「ああ発音がきれいだなあ」と心底から味わいたい。そういう方がいます。

それに、ラテン語や漢文を学んでいる人たちは、その言語を使って話す機会っていうのは、まあないですよね。
でも、学ぶこと自体が楽しい、それがモチベーションになっていいと思うんです。

言語はツールでもありますが、言語だからといって必ずなにかのツールとして使わなければならないと決まっているわけでもありません。

編み物が楽しいように、ボトルシップの制作が楽しいように、
音読が楽しいから続ける、それだって目的にしていいと思うのです。

自分にはモチベーションが欠けている、と感じている方。
今はそうなのかもしれません。

でも、これからのことは違います。
どんな道を選ぶのも自由です。

あなたが中国語を始めたきっかけはなんだったでしょうか。

どうしてお金を出してまで中国語を始めたのか。
お金はかけていないよ、という方でも、無料ツールを研究して駆使したり単語を覚えたり、その時間を拠出しようというそのエネルギーは、何がきっかけだったのでしょうか。

始めよう、という気持ちになったのは、それまでのあなたの人生の中になんらかの種があったからではないでしょうか。

なにかとても小さな種であっても、それがあなたにとって、大切な大切な心の芯だったのかもしれません。

その心の奥の、ちいさな炎のゆらめきを、ぜひこれからも大切にしてあげてほしいと思います。

学習がつらく、つまらなく感じる時期もあるかもしれません。
それでも、あなたのきっかけとなった小さな炎が心の芯に灯っている限り、いつか必ず、またおもしろくなります。

そして、もしも炎が消えて、べつな種から育った炎が燃えているようだったら、そちらの炎を育ててあげましょう。
どの炎だって、あなたの大切な炎です。


関連記事

講師ボイスサンプル

発音学習必読記事

  1. その発音は悪いのではなくて間違っているだけなのです
  2. 発音に悩む中国語上級者 タイプ別発音矯正のコツ
  3. 耳福! 中国語ナレーターのサンプル音声が聞けるサイト10選
  4. 有気音を基準にキャラによる発音・発声の違いを観察してみた

人気の中国語学習記事

  1. 「zh, ch, sh」が発音できるのに「 r 」だけ苦手な人に知って…
  2. 中国語の勉強に音読をおすすめする理由 その1
  3. 中国語の“xi”と同じなのは「サ行」ではなく「シャ行」の「シ」
  4. 蚊なのか蛾なのか:無気音と濁音のはなし