日本人発音講師による中国語発音矯正専門教室

 

 

りんず中国語ラボのレッスンは「中上級者のための日本人講師による中国語発音矯正レッスン」です。安定した発音が定着し、身につけた発音が退行しないトレーニング方法をお伝えします。中国語の発音を矯正したい方、キレイな発音に憧れている方はりんず中国語ラボへ。

  1. りんずの講師ってこんな人

中検2級になかなか合格できなかった過去

構音障害(側音化構音)の克服と中国語

わたしの中国語学習歴を晒してみようかと思います。

中国語は好きでもテスト勉強は苦手

大学の第二外国語で選択した中国語。
さっそく中国語の音が好きになって「相性がいいぞ」と思っていたのも束の間。
わたしはテスト勉強というものがとても苦手で、アウトプットにつながる勉強をどうやったらいいのかもわからず、大学の成績はあまり振るいませんでした。
そういえば授業でも先生の質問に答えられず立ち尽くすということもありましたね。
後年、同窓会に行って名刺を配ると
「長谷川先生に指されて困ってた綾ちゃんが中国語の仕事!?」
と本気で驚かれたものです。

中検2級に合格できない!

大学の週4コマの授業のおかげで、大学2年の終わりに中検3級は難なく合格することができました。
うちの学部では頑張る学生なら大学1年の終わりには合格していたので、大学2年の終わりに合格するのは、まあラクラクだったんです。

ところが、このとき苦労しなかったことが、その後の遠回りの始まりでした。
私の学習方法は、教科書に出ている置き換え例文を音読して覚えるだけ。
これで簡単な作文も会話もできる、と、いわばフィーリングで検定も会話もこなしていたのです。
中検3級に合格した後、毎回のように中検準2級(現在の2級)を受験するのですが、これがなかなか合格しません。
検定料をお布施のように収め続けるばかり。
リスニングはわりといいけれど、筆記が弱い。
4回くらいは不合格になったような気がします。

あの頃の自分に会いに行けたら、「こんな勉強が必要だよ」「こんな学習方法が効果的だよ」って教えてあげるのに。
じつは大学院生になるための試験も、一度不合格になって浪人しています。
専攻の中国史もたいへんでしたが、語学試験の中国語も歯が立たなかったんです。
とにかく基礎力が圧倒的に不足していました。

ゼミ対策で中国語論文を読む

1年の浪人をへてどうにか中国古代史専攻の大学院生になると、毎日大量の日本語論文や中国語論文を読み、漢文と格闘する日々が始まりました。
図書館に籠って延々と諸橋大漢和や漢語大詞典をコピーして切り貼りして、その時を含めて一回か二回しか見かけたことがないようなレアな漢字とどっぷり付き合っていたのがこの時期です。
中検を受けに行く時間もとれなくなりましたし、中検2級合格を諦めてもいました。

ゼミ発表に間に合うようにと半泣きで準備に追われる毎日。
あの時期の訓練はリサーチ能力として身について今でも何かと役に立っているし、クイズ番組の難読漢字コーナーが得意でドヤれます。
ですが、研究者になろうと思って進んだ大学院、後には進路を変えて中国語講師に転向することになります。

今にして思えば、院の勉強があれほどたいへんだと感じたのは、自分に適性がなかったからなのかもしれません。

ついに合格する

半泣きで修士論文を出した後、中国政府奨学金留学生の文科省選考に通り北京に留学できることになりました。
身分は大学院聴講生なのでHSKなどのレベルチェックは不要でしたが、わたしは久々に中検を受験することにしました。
これを機に客観的なレベルを知っておきたいと思ったのです。
受けたのは因縁の準2級(現在の2級)です。

なんと! この時はどうにか合格することができました。
何度目のチャレンジだったでしょう。
中国語を学び始めてから8年もたっていました。
中検3級に合格してからも6年です。
えらい遠回りです。

このとき、検定対策をしていなかったのに合格した理由は、ゼミでの必要に迫られ大量の中国語論文を読んできたこと以外にないと感じました。
長文にハイスピードで目を通せるようになったこと。
会話のテキストとは異なる硬い論説文によって、書面語の感覚が養われたこと。
何ページにも及ぶ長い論説に慣れて、起承転結や筆者の思考過程を読み取れるようになったこと。
それが、準2級以上で求められる能力に多少なりともフィットしていたのだと思います。

ずいぶん遠回りをした準2級合格でしたが、大量の「読み」の大切さが分かりました。
検定合格のためだけなら、もっと効率の良い勉強方法もあったし、熱心な学生さんに比べれば、暗記も足りませんでした。
勉強なくして向上なし。
私は易きに流れやすい怠け者なので、肝に銘じておかなければなりません。

これからの夢

それから20年。
おかげさまで中国語で口に糊することができるようになった今日このごろ。
こんどは後半生の楽しみとして、中検1級の勉強も日々の暮らしに取り入れてみようか、と思っているところ。
それと、あれだけ半泣きで苦労して大漢和をひいた院生時代への供養として、漢検1級の勉強も趣味にしてみようか。
仕事が好き、勉強が好き。そんなわたしに、中検1級と漢検1級のそびえ立つ壁は、当分のあいだ、下手したら一生、楽しみを与えてくれそうです。

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