村上春樹 = 「村上春树 Cun1shang4 Chun1shu4」
吉本ばなな = 「吉本芭娜娜 Ji2ben3 Ba1na4na4」
中国の出版事情を見ていると、多くの海外作家作品に混じって日本の作家の小説もがんばっています。しかも結構、人気あるみたいです。
3月15日の「ガイアの夜明け」で、北京の書店に上記お二方の本が並んでいる様子が写されました。若者へのインタビューもあり、日本人作家の作品を好んでいる層が確実にいるんだなあ、と嬉しくなります。
赤川次郎とか、『世界の中心で愛を叫ぶ』とか、いろんな作品が翻訳されています。
「ガイアの夜明け」」のインタビューで印象に残った言葉。
我就喜欢…那些…小资一点的。 僕は…、プチブル的なタイプのが好きです。
「小资一点 xiao3zi1 yi1dian3」!!
プチブルをあらわす名詞「小資」が 「一点」の前に置かれちゃってます。なんてみごとな形容詞化!
まあ、プチブルジョアジーという原義からは離れてるわけで、今は瀟洒な感覚をあらわす場面で使われ始めてるみたいです。
こういう、生きている言葉を、テレビやドラマから探すのが好きです。
なかなか見る時間がないのだけれど…。