日本人発音講師による中国語発音矯正専門教室

 

 

りんず中国語ラボのレッスンは「中上級者のための日本人講師による中国語発音矯正レッスン」です。安定した発音が定着し、身につけた発音が退行しないトレーニング方法をお伝えします。中国語の発音を矯正したい方、キレイな発音に憧れている方はりんず中国語ラボへ。

  1. 中国語の仕事のはなし

中国語教授法が学べる講座リスト:講師になった人、なりたい人向け

語学を生かした職業選択

「中国語教師として採用してもらったはいいけれど、教え方に関するスキルを何も知りません、何をどう教えたらいいかも分かりません!」
おそらく、いまの日本で初めて中国語を教える人は、みんなこう思っているんじゃないでしょうか。
大学が中文専攻だった人ですら、教えることについては教わらなかったと言います。
みなさん、自分が学んだときの思い出を頼りに、試行錯誤の中から自分なりの進め方を編み出しているそうです。

中国語の先生を養成する数少ないトレーニング、中国語講師・中国語教員が受けられるトレーニングをいくつか挙げてみます。

非ネイティブ(日本人)対象

【リンク】→ 東京ビジネス中国語学院 中国語講師育成講座

「学習者が初心者の場合、日本人講師が求められます」という前提のもと、1期10回、全4期40回という充実の講座です。内容は発音20回、文法20回ということで、中国語学の総合的知識の再確認ができそうです。
予約に応じて開講されるので、時間的・地理的に受講が可能な方は問い合わせてみてください。
私がデビューしたての頃にこんな講座があったらよかったのに、と思います。

ネイティブ・非ネイティブ対象

【リンク】→ CCアカデミー 中国語講師育成講座(個別指導)

数少ない中国語教授法研修の中でも、門戸を広く開いている講座です。2008年から設置されているそうです。内容も充実していて、必要なことがきちんと分かる構成です。もっと早く知っていたら私も受講したかった。
受講資格として、日本語ネイティブは中国語検定2級および同等の能力、中国語ネイティブは日本語能力検定1級および同等の能力が求められています。

ネイティブ限定

【リンク】→ ハオ中国語アカデミー ICA認定 中国語教師養成講座

中国語を母語とする方限定の中国語教師養成講座です。「基礎教養の向上とレッスンスキルの向上」が目指せるそうで、私がネイティブだったら受けてみたかったなーと思います。中国の権威ある機構が認定する「国際漢語教師職業資格」の受験対策にもなり、修了後、成績優秀者はハオ中国語アカデミーの即戦力として採用されるそうです。
主任講師の陳松さんは、とても穏やかでかつ信頼のおけるいい人です。

日本人講師も採用実績のある採用前トレーニング

【リンク】→ グローヴァ 中国語講師採用試験・オリジナル講師トレーニング

主催のグローヴァは企業内中国語研修サービスを提供する企業で、中国人講師はもちろん、多数の日本人講師の採用実績があります。毎年200~300人の応募があり、書類審査、面接、筆記テストを経て一次選考を通過した人が講師トレーニングを受け、模擬授業を経て合格すると登録講師になります。
合格率は約7.5パーセント。東京都内・近郊各地のほか、名古屋・大阪などの企業研修に講師が派遣されています。私も大学院生のころに使っていただきました。とても丁寧でためになる研修です。

現職教員向け

【リンク】→ 高等学校中国語教育研究会(高中研)

高校で中国語を教える先生方の学会です。研究大会の開催、教材研究と教材の刊行、教員の研修などを行っているそうです。1999年には『高校中国語教育のめやす』というガイドラインをまとめられ、高校の外国語学習で何をどこまで教えるか、というめやすを設定されたのがとても画期的だったことを覚えています。会則には「高等学校において中国語教育に携わるものおよび本会の目的に賛同するものが会員になることができる」とあります。
民間非常勤の立場で高校の中国語を担当している方など、中国語教員免許の有無にかかわらず、興味のある方はお問い合わせしてみては。

中国の大学で研修

【リンク】→ 北京語言大学東京校――中国語講師の方

中国で外国人向け中国語教育の総本山といえば北京語言大学です。
なんと2015年に北京語言大学の東京校が東京・池袋に開校しました。あのときはびっくりしました。

この東京校は中国語講師研修セミナーを開催しているほか、北京で行われる中国語講師研修プログラムの窓口にもなっています。

北京での研修プログラムには私も2001年に参加し、学ぶところの大変多い有意義な研修でした。その時は2週間だったような気がします。
現在のプログラム詳細を見ると講義方法が進化していたり、受講生に教案の提出を求めたり、「国际汉语教师资格证」の海外版試験を受られたりと、“発展”しているようです。

中学・高校以外で中国語を教える場合は受講者の達成目標も高いので、講師としても自己研鑽に努めたいもの。そんな時には“国家汉办”の教授法を覗いてみるのもいいかもしれません。


中国語講師が教授法のスキルアップのために受けられるトレーニングは本当に数少ないのが現状です。
上記以外にご存じのプログラムなどがありましたら、是非お知らせください。
中国語講師を目指す仲間と情報を共有しましょう。

りんず中国語ラボでも中国語教授法講座の制作を急ぎます~♪


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