中国語の発音をキレイにしたいとお考えでしたらりんず中国語ラボへどうぞ。

りんず中国語ラボは日本人講師による中上級者のための中国語発音矯正レッスンをおこなっています。

  1. 言語と翻訳のたのしみ

「龍馬」か「竜馬」か

中国語翻訳

突然ですが質問です☆
「坂本龍馬」のことを「坂本竜馬」と書いてあったら、イヤですか?

次の質問です☆
「黒龍江省」のことを、「黒竜江省」と書いてあったら、イヤですか?

この「龍」という字と「竜」という字。 
どう扱ったらいいのでしょうか?

どちらが正しいということはなくて、「龍」は旧字で「竜」は新字。
同じ字です。

でも、見た目があまりに違うからですかね。 

坂本龍馬に「竜」を使うのはイヤです

っておっしゃる方、多いです。

ネットで検索しても、圧倒的に「龍馬」のほうが多いんです。

司馬遼太郎の名著のタイトルは『竜馬がゆく』なんですが、それをメルカリで出品している人が、『龍馬がゆく』と表記しているのを見かけたりしました。

「竜」は、もともと俗字だった漢字が新字として採用されたものです。

だからですかね。
略字や俗字よりも正字が正統だと感じる人が多いんですよね。

とはいえ、
「竜馬」はイヤで「龍馬」がいい!
という方でも、「黒竜江省」についてはそんなに気にならなかったりする。

台湾に行くと、
「竜男さん」は「龍男さん」と書かれるし、「広島さん」は「廣島さん」と書かれる。
東アジアの漢字文化圏は、漢字についていろいろな歴史をたどっているので、いろんな表情を見せます。

翻訳や編集・校閲に関わっていると、こういうことにも 
ピピッと
アンテナが立つようになります。

今月、編集や校閲についてレクチャーする勉強会を開催しました。 

終了後のアンケートでは、
「目からウロコです!」
「不安がなくなりました!」
とお喜びいただけて、ほっとしています。

そんな中、 

卓球の
「馬龍」選手が
「馬竜」選手と
報道されているのが気になります!

っていう質問をいただきました。
この方、中国語の翻訳ができて、校閲や日本語教師もできる方です。
さすが、アンテナ、立ってますね♪

 

わたしなりの考えを言いますと。

・もし私的な文書だったら?
――こだわりを追及して、「好きな方」をお使いになっていいと思います!

・もし印刷物にするときは?
――「竜」か「龍」か、「どちらかに統一」して使う。
それが大事です。
両方の表記が混じっていると、せっかくのこだわりも、不注意による表記の揺れ、って思われちゃうので。。。


編集や校閲の勉強会は、私のもう一つの顔である編集プロダクションのイベントです。
興味をお持ちの方はこちらへ♪

りんず編集プロダクション

関連記事