Q. 中国語を教える仕事がしたいのですが、教員免許が必要でしょうか?
中国語の先生になりたいのですね? 仲間が増えると嬉しいです!
中学・高校にこだわらず
「中国語が好きだ。一般の語学スクールなどで中国語を教えたい」
というならば、とくに決まった資格はありません。
私自身も町の語学教室、都心の語学スクール、企業研修専門の講師派遣サービスなど、色々な場所で中国語を教えましたが、採用に当たってはどこも実力重視で、決め手となったのはコミュニケーション能力や実技のパフォーマンスでした。
検定試験の取得級や留学経験などは、採用に直結するわけではありませんが、書類選考のアピール材料になりますし、なにより勉強の課程で自分の実力を伸ばすことができます。
中国語教員免許を取得していることも、アピール材料になり得ます。教えることに対する情熱、中国語に対する情熱を育み、アピールし、中国語学習者に貢献していきましょう。
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教員免許を取った方がいいような気がするけれど、どんな職場があるのかな? 採用はあるのかな?と迷っていらっしゃる方は、「中国語教員免許のとりかた」をご覧ください。
中学校・高等学校で教えるための中国語教員免許の取得方法と、教員免許取得前の重要なチェックポイントが分かります。
Q. 中国語を使った仕事がしたいのですが?
「教えることにはこだわらず、中国語を使って仕事がしたい」のですね?
もちろん可能です。業務の中で中国語スキルを求められる職場も多数あります。通訳者や翻訳者など、言語そのものを扱う職業もあります。
では、あなたは「中国語を使った仕事がしたい」と思っていますか?
それとも「やりたい仕事があって、その仕事を進めるために中国語を活かしたい」と思っていますか?
「安定した会社に就職したい。中国語は就職のための手段」「将来は独立して中国ビジネスをしたい」など、人によって様々な思いが出てくるでしょう。
職業選択には「どんな生き方をしたいのか」「どんな仕事を成し遂げたいのか」というキャリアプランを避けて通ることはできませんね。語学力はあくまであなたの持っている一つのスキルにすぎません。
こうしたマインドセット、目標設定は中国語に限ったことではありません。
学生のうちは、中国語力を磨くとともに、自分が社会人になってからの生涯を念頭におき、どんな仕事をしたいのかを考えながら、様々な経験をしてみてください。社会を学び、業界研究をして、自分にとってやりがいのある人生を歩みましょう!
まとめ
自分にとって「中国語を武器にすることの意味」を考えてみましょう。
- 「可能性が低くてもいい、倍率が高くてもいい。どうしても教員になりたい。中学・高校で中国語を教えたい」
- 「中国語が好きだ。一般の語学スクールなどで中国語を教えたい」
- 「教えることにはこだわらず、中国語を使って仕事がしたい」
- 「中国語を使った仕事がしたい」
- 「やりたい仕事があって、その仕事を進めるために中国語を活かしたい」
- 「安定した会社に就職したい。中国語は就職のための手段」
- 「将来は独立して中国ビジネスをしたい」
どんな生き方をしたいのか、どんな仕事を成し遂げたいのか。
一度きりの人生の中で、これをやらずに終わってしまったら後悔する、という大事な何かがあるかもしれません。
職業を選ぶときには、ぜひ目的と目標をそれぞれ考えて、自分らしいキャリアプランを立ててくださいね。
迷ったら、人生の先輩をつかまえて、片っ端から人生哲学を聞き出してみましょう。